「社会人になってから、自由な時間が全然ない!」
あなたはこんな風に感じたことは無いでしょうか?
もしそんな悩みを抱えているなら、本記事の内容は必ずあなたのお役に立ちます。
本記事では時間をお金で買う13の具体例について、「難易度」や「おすすめ度」別に非常に分かりやすくまとめています。
本記事を読み実践すれば、時間をお金で買う具体的な方法が分かり、あなたの自由な時間を増やすことができますよ。
それでは、さっそく「時間をお金で買う13の具体例」について詳しく解説していきます。
なぜ、時間をお金で買う必要があるのか?
時間をお金で買う具体例が知りたいというあなたは、時間の重要性については十分に理解なさっていると思います。
ですが、より理解を深めるために「なぜ、時間をお金で買う必要があるのか?」について、あらためて解説していきます。
「時間をお金で買う具体例をさっさと教えてほしいという方は,こちらをタップしてください」
時間をお金で買う必要がある理由は、下記の2つです。
時間をお金で買うべき理由
- お金があっても時間が無ければ無意味だから
- 時間をお金で買うことで、よりお金が増えるようになるから
では、それぞれ詳しく解説していきますね。
お金があっても時間が無ければ無意味だから
時間をお金で買う理由は、お金を使う時間を増やすためです。
お金がいくらあっても、使う時間が無ければ全く意味がありません。
例えば年収5000万円でも、仕事・家事・育児に毎日追われていては、使う暇が全くありませんよね。
こうした状況を脱するには、時間をお金で買うという発想が必要不可欠です。
例えば家事代行サービスを使えば、少なくとも家事の時間を減らせるため、その分、他の時間へ充てることができます。
家族で出かけたり、自分の趣味にお金をかけたりと、お金を使える時間が増えるわけです。
よく「お金は十分にあるけど、使う時間がない」という話を聞きませんか?
お金を稼げば稼ぐほど時間がなくなり、時間が増えれば増えるほどお金がなくなる。言ってみれば時間とお金は等価交換のような関係にあるわけです。
使えるお金はたくさんあるのに、使う時間がない……。
いくらお金を増やしたくても、そんな不自由な状況にはなりたくないですよね。
結局、お金があっても時間が無ければ意味がないため、その対処法として「時間をお金で買う」という感覚を早めに身につけておく必要があります。
よりお金が増えるようになるから
お金で時間を買うことで、よりお金が増えるようになります。
買った時間を自己投資に使ってスキルアップを図れば、年収が上がったり副業で成果が出たりするからです。
よく「お金がないから時間を買えない…」と聞きますが、実は全くの逆。
時間を買わないからお金が増えないのです。
もちろん、生活費を全て削って時間を確保したところでお金は全く増えません。
ですが、自分のできる範囲で時間を買い、勉強や副業などの自己投資に使えば、いずれ何倍にもなって返ってきます。
例えば私の場合、20万円程度のドラム式洗濯乾燥機を購入し、家事の時間を減らして副業の時間を捻出したことで、収入が上がりました。
このように浮いた時間を勉強や自己投資に回せば、使ったお金は割と簡単に取り戻せます。
もし、少しでも「お金を増やしたい」という気持ちがあるなら、思い切ってお金で時間を買うことをおすすめします。
お金で時間を買うと言っても、難しく考える必要はありません。
これから紹介していく具体例を参考に、あなたが出来そうな範囲で実践するだけで全然OKです。
浮いた時間を趣味や娯楽に使うのではなく、勉強や副業に使うことで、いずれ大きな対価として返ってきますよ。
【徹底比較】お金で時間を買う13の具体例と一覧表
お金で時間を買う具体例13個を、比較しやすいように一覧表にしてまとめてみました。
完全に独断と偏見ですが、取り組む難易度や節約できる時間、おすすめ度も掲載しているので、あなたが出来そうなものから始めてみてください。
※タップすると、各項目の具体例までスクロールします
具体例 | 節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
宅配弁当 | 1時間 | ||
ネットスーパー | 30分 | ||
時短家電 | 10分~20分 | ||
家事代行を使う | 1時間半~3時間 | ||
同じ服を用意 | 1分 | ||
整理整頓 | 5分~10分 | ||
情報を買う | 測定不能 | ||
テレビを捨てる | 1時間 | ||
通勤時間を減らす | 30分 | ||
隙間時間にツールを活用 | 30分 | ||
稼ぐ力をつける | 測定不能 | ||
残業をしない | 1時間~ | ||
脱毛する | 5分~30分 | ||
絶対にNGな時短テクはこちら |
では、それぞれ詳しく解説していきます。
具体例1.宅配弁当
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
1時間 |
時間をお金で買う代表例と言えるのが、宅配弁当の利用です。
宅配弁当とはその名の通り、お弁当をあなたの自宅へ届けてくれるサービスです。
宅配弁当には、下記のメリット・デメリットがあります。
宅配弁当のメリット
- 栄養満点の弁当が食べられる
- 料理の時間を買える
- 買い出しの時間を買える
- 後片付けの時間を買える
宅配弁当のデメリット
- 食費がかなり高くなる(割高な上に送料がかかる)
宅配弁当の一番のメリットは、買い出しや料理の時間をお金で買えるという点です。
会社終わりに混雑したお店で食材を買う必要がないですし、家に帰って疲れた体で料理する必要もありません。
個人的にとてもありがたいと思ったのが、仕事から家に帰ったらチンしてすぐに美味しいご飯が食べられるところです。
仕事から帰ってきて急いで夕飯を作るのって、すごくしんどくないですか?
私も仕事から帰宅して夕飯を作っているので、しんどい気持ちは本当によく理解できます。
一人暮らしならまだしも、家族分の食事を用意するとなるとさらに大変ですよね。
宅配弁当は時間をお金で買えるだけでなく、忙しい社会人のストレスを大幅に軽減してくれます。
精神衛生上もメリットが大きいのです。
代表的な宅配弁当のサービスとしては、下記が挙げられます。
※タップすると、各公式ページへ移動します。
ちなみに私は沖縄に住んでおり、送料がかなり高いのでこれらの宅配サービスは使っていません。
専門の宅配弁当サービスを利用しない代わりに、私はAmazonの冷凍弁当を定期購入しています。
Amazonなら、栄養満点で美味しい弁当を送料無料で届けてくれるからです。
私と同じく、送料が高くて宅配弁当サービスは難しいという方は,Amazonや楽天の宅配弁当を使ってみるのもいいかもしれません。
宅配弁当は食費がかなり割高になると経済的負担が大きいことから、難易度としました。
具体例2.ネットスーパー、通販の定期購入
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
30分 |
ネットスーパーや通販の定期購入を利用することも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
ネットスーパー、定期購入のメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
- 買い出しの時間を買える
- 定期購入なら購入する時間も買える
- 重い荷物を運ぶ必要がない
デメリット
- 少し割高
- 買うタイミングを調整する必要がある
- 一定金額以上購入しないと送料がかかる
- 場所によっては利用できない
日常の買い物をネットスーパーで済ませてしまえば、移動する時間も買い出しの時間もお金で買うことができます。
ネットスーパーだけで買い物を済ませるのが難しい場合は、ネットスーパーと通販の定期購入を組み合わせるのもおすすめです。
私も、イオンネットスーパーとAmazonの定期購入の二つを利用して、買い物の時間を減らすようにしています。
通常の買い物とネットスーパーを比較すると、やはり多少割高にはなっていますが、
- 移動する時間
- 買い物の時間
- ガソリン代
を節約できるなら安いものと割り切っています。
私のように「買い出しの時間が大嫌い」という方は、ネットスーパーや定期購入を利用する形で、時間をお金で買ってみてはいかがでしょう。
ちなみに、ネットスーパーには対応・非対応エリアが設けられている場合があります。
例えば私の地元のスーパーは、ネットスーパーのサービス自体はあるものの、私が住むエリアは非対応となっています。
もし、よく行くスーパーが近くにあるなら、ネットスーパーのサービスはあるか?送料はいくらか?対応エリアはどこか?を確認してみてください。
ネットスーパーがない場合は、Amazonの定期購入などもおすすめです。
大型サイズの詰め替え用洗剤や化粧水、歯磨き粉など、色々な生活必需品に対応していますよ。
生活必需品をAmazonで購入し、他の必要なものは自分で買いに行く。
これだけでも買い出しの時間を減らせるため、自由な時間を増やせますよ。
ネットスーパーの利用は大きなお金がかからない上に簡単に実践できるため、難易度としました。
具体例3.時短家電を利用する
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
10分~20分 |
時短家電を購入・利用することも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
時短家電のメリット・デメリットとしては下記の通りです。
メリット
- 家事の時間をお金で買える
- 家事の負担が軽減される
- 一度購入すれば毎日時間が増える
デメリット
- 初期費用がかかる
- 電気代がかかる
- 設置できない場合がある
時短家電は、「時間をお金で買いたい」と考えるあなたへ最もおすすめの方法です。
一度購入さえすれば、毎日10分〜20分の時間を確保できるからです。
1日10分って少ないと思うかもしれませんが、毎日10分の時間を確保できるなんてすごくないですか?毎日ですよ?
1週間で70分の時間を確保できる計算です。1ヶ月で約5時間、1年間で約60時間です。
電気代がかかりますが、一度購入するだけで自由な時間がこんなに増えます。
ネットスーパーはせいぜい数日に一回利用する程度ですが、時短家電は毎日の時間を節約してくれるのです。
これってすごく大きいと思いませんか?
ちなみに時短家電の三種の神器とされているのが、
- ドラム式洗濯乾燥機
- 食洗機
- 自動掃除ロボット
です。
洗濯、皿洗い、掃除という毎日の家事の時間をお金で買えるため、時間がない社会人は全て揃えて損はありません。
私は本記事執筆時点で乾燥機能付き洗濯機しか利用していませんが、明らかにQOL(生活の質)が上がったことを実感しています。
「洗濯物を干す」という面倒な家事がなくなるだけで、生活がこんなに楽になるのか…と驚いたほどです。
天気が良かろうが悪かろうがタオルはふかふかですしね。
参考までに、私が実際に使っている洗濯機を紹介しておきます。
洗剤・柔軟剤は自動投入なので、ボタンひとつで洗濯から乾燥まで行ってくれます。
乾燥のたびにフィルターのゴミを取り除く必要がありますが、1分程度で終わります。
洗濯物を干す時間と比べたら微々たるものです。
私はとにかく家事が大嫌いなので、いずれは家事を一切しない生活に切り替える予定です。
もちろん、面倒な家事だからこそ妻にもさせません。家族全員で自由な時間を満喫します。
もしあなたが下記のような悩みを抱えているなら、時短家電の活用は非常におすすめです。
- 家事の時間が無駄に感じる
- 家事の負担をとにかく減らしたい
- 少しでいいから毎日の時間を増やしたい
時短家電は非常におすすめではあるものの大きなお金がかかる上、購入に躊躇しがちなので、難易度としました。
ただ、私の中では「時間をお金で買う方法」の中で一番おすすめしたい方法です。
具体例4.家事代行サービスを利用する
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
1時間半〜3時間 |
家事代行サービスを利用するのも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
家事代行を利用すれば掃除・洗濯・買い出し・料理などの面倒な家事をやってもらえるため、家事の時間がまるまる自由時間になります。
家事全般を任せられるだけでなく、「料理と洗濯だけやってもらう」「風呂やトイレ、台所の掃除だけやってもらう」など、自分の生活状況に合わせて柔軟に利用することも可能です。
※業者によって対応サービスは異なります。
家事代行サービスのメリット・デメリットは、下記の通りです。
メリット
- 家事の時間がまるまる自由時間になる
- 家事の負担が大幅に減る
- 嫌いな家事だけをお願いするなど柔軟に利用できる
デメリット
- お金がかかる(目安:1時間3,000円~)
- 物損事故などのトラブルに繋がる可能性がある
- 他人を家に入れる必要がある
やはり一番のメリットは「面倒な家事をやらずに済む」という点です。
料理や掃除が好きなら話が別ですが、毎日義務感で取り組んでいるなら、家事代行を検討してみると良いかもしれません。
ただし、家事代行を頼みたくても頼めないケースがあることも押さえておく必要があります。
自分が住んでいるエリアが、家事代行の対象エリアでない可能性もあるからです。
もし家事代行に興味がある方は、「お住まいの地域 + 家事代行」というキーワードで検索してみてください。
あなたにピッタリの家事代行サービスが見つかるかもしれません。
個人的には家事代行サービスは、意外と価格が高く、利用できるエリアが限られ、他人が家に入ることに抵抗感を覚えやすいことから、あまり手軽に利用できるサービスではないかな?と思います。
よって、難易度MAXのとしました。
家事代行は非常に優れたサービスだと思いますが、時間をお金で買う方法は他にもいくらでもあります。
私のように「自分の家に見ず知らずの他人が入ること」に抵抗感を覚える方は、他の方法を試してみてください。
具体例5.同じ服を複数用意する
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
1分 |
「同じ服を複数用意する」というのも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
同じ服を用意しておくことで無駄な決断を減らせて、結果的に時間が増えるからです。
ここでいう「決断」とは、日常生活におけるさまざまな決断のこと。
例えば、下記が挙げられます。
- 朝、どの服を着ていくか?
- 朝食・昼食・夕食は何にするか?
- 仕事はどんな段取りで取り組むか?
- 上司にどう報告するか?
- 同僚へどう仕事を依頼するか?
あなたも一度は、上記のように考えたことがあると思います。
実は私たちは、こうした小さな決断に「ウィルパワー」を消費しているのです。
ウィルパワーとは?
ウィルパワーとは、フロリダ州立大学 社会心理学部のロイ・バウマイスター教授が提唱した「意志力」のことです。
注意・集中・思考、感情コントロールなどのエネルギーの源とされています。
小さな決断が積み重なるとウィルパワーを余計に消費してしまい、判断力が鈍ったり、仕事の効率が落ちたり、集中力が低下したりします。
つまり日常におけるどうでもいい決断を減らせば、仕事の効率・生産性が上がり、結果として時間の余裕が生まれるというわけですね。
「同じ服を複数用意する」という方法は、節約できる時間はせいぜい1分程度かもしれません。
ですがウィルパワーを節約できるという視点から見ると、非常に大きな効果が期待できるのです。
日常生活における重要でない決断は、なるべく減らすようにしていきましょう。
決断を減らす数が増えていけば、それに伴ってあなたの時間もさらに増えていきますよ。
同じ服を複数用意することは少額のお金で済み、かつ実践難易度も高くないため、難易度とします。
なお、本記事では、数ある決断疲れ対策の中でも簡単に実践できる「同じ服を複数揃える」という方法だけを紹介しました。
決断を減らす他の方法については、成功者も実践している決断疲れ対策9選という記事で詳しく解説しています。
具体例6.整理整頓を学ぶ&実践
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
5分〜10分 |
整理整頓を学んで実践することも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
言い換えれば、整理整頓の勉強にお金を出し実践することで、結果的にあなたの時間が増えるということです。
例えば、整理整頓して「探し物」の時間を減らせれば、結果的に時間が増えますよね。
コクヨが1031名の有識者を対象に行った調査によると、書類を探す行為に要している時間は1日に約20分という結果が出ています。
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長執行役員:黒田 英邦)は昨年、週に書類を5日以上検索する有職者1,031名を対象に、紙書類を探す行為に関する調査を実施しました。その結果、1日のうち書類を探す時間はおおよそ20分であることが分かっています。これを1年間に換算すると、約80時間に相当します。
上記は「書類探し」の例ですが、日常生活にも当てはまりますよね。
毎日使うものならまだしも、たまにしか使わないものが、いざというときに見つからない…という経験は誰でもあると思います。
例えば、ハサミを使おうと思ったら、どこに置いていたか忘れてしまった…というケースです。
頻繁にハサミを使う方ならまだしも、毎日使わない方であれば忘れてしまっても珍しくありません。
整理整頓にお金を出せば、こうした探し物の時間を減らして、その結果として自分の時間を増やせます。
仕事・プライベートともに、無駄な時間が減らせるわけです。
整理整頓を学び実践することは、簡単にできる上に効果は絶大。というわけで、難易度はとしました。
「整理整頓が学べるいい本はないの?」という方には、「一番わかりやすい整理入門」がおすすめです。
もちろん、私もこの本から整理整頓を学んでいます。
具体例7.情報を買う
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
測定不能 |
情報を買うことも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
優良な情報が手に入れば、何事も遠回りせずに済むからです。
最も分かりやすい例が副業です。
副業は正しい方法を、正しい方向性で、正しい量をこなすだけである程度の結果が出せます。
しかし、自分から情報を買わなければ間違った方法を実践してしまい、結果として遠回りになってしまいます。
つまり余計な時間を使ってしまうのです。
情報を買うメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
- 時間の無駄が減る
- 選択肢が増える
- 物事を有利に進められる
デメリット
- お金がかかる
デメリットは、お金がかかる以外特に思いつきませんでした。
「お金がかかる」と聞くと、なるべく無料で済ませたいと思うかもしれません。
お気持ちは本当によく分かるのですが、少しお金を出して本を買い、学んだ内容を実践するだけでも、人生が変わることは珍しくありません。
情報を買う手段としては、下記の方法があります。
情報を買う手段
- 本を読む
- 動画で学ぶ(udemy)
- スクールへ通う
- セミナーを受講する
- 情報コンテンツを買う(noteなど)
勉強しない社会人は搾取されるまま人生が終わるでも書きましたが、世の中「知らない」というだけで大損することが多くあります。
知らないが故に、余計な時間がかかってしまった………。あなたも一度は、こんな経験がありませんか?
勉強もスポーツも仕事も恋愛も、情報を持っている側が圧倒的に有利です。
余計な時間をかけないためにも、今あなたに必要な情報は、積極的に買ってみてはいかがでしょうか。
「情報を買う」という方法は、少額から始められて簡単に実践できることからとしました。
具体例8.テレビを捨てる
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
約1時間 |
テレビを捨てるのも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
「どういうこと?」と思われるかもしれませんが、テレビは捨てるだけでもお金がかかります。
理由は、家電リサイクル法という法律でテレビの処分方法が規定されているからです。
対象となる廃棄物は、下記の「家電4品目」と呼ばれるものです。製造メーカーによって処分に必要となるリサイクル料金が異なるので、製造メーカー名を確認しておきましょう。
対象となる「家電4品目」(いずれも家庭用機器のみ)
●エアコン
●テレビ(ブラウン管、液晶・プラズマ)
●冷蔵庫・冷凍庫
●洗濯機・衣類乾燥機
私も数年前にテレビを捨てたのですが、そのときの領収書が出てきたので掲載しておきます。
金額は大体これくらいです↓
このように、テレビは捨てるだけでもお金がかかります。
お金を出してテレビを捨てれば、テレビに無駄な時間を使うことがありません。
理屈上は、時間をお金で買っているというわけです。
我が家にはもう一台テレビがありますが、妻と娘しか見ていません。
私はテレビからの情報を一切遮断しています。
テレビを見るより、本を読んだり運動したり副業したりなど、自分の人生を生きる方がはるかに楽しいからです。
長らくテレビを見ていませんが、テレビを捨てるのはハッキリ言ってメリットしかありません。
メリット
- 無駄な時間を使わずに済む
- 部屋が広くなる
- ネガティブな情報が入らなくなる
- 電気代が節約できる
- 自発的に情報を得るようになる
- 他のことに専念できる
- ウィルパワー(意志力)を節約できる
デメリット
- お金がかかる
- 捨てる手間がかかる(持ち込みの場合)
言葉が悪くて申し訳ないのですが、自分と全く関係のないネガティブなニュースや芸能ニュースなんか、私にとってただのゴミにすぎません。
自分と全く関係のない情報に触れるだけで、脳のキャパシティに悪影響を及ぼすからです。
そして何より時間の無駄です。
あなたはテレビのどうでもいい情報に、貴重な時間やエネルギーを奪われてはいないでしょうか?
時間をお金で買いたい方は、一度テレビの処分を検討してもいいかもしれません。
とはいえ、いきなり「テレビを捨てるのがおすすめです」と言っても、簡単に行動できる方は少ないと思います。
また、結構お金と手間もかかるので、そこがネックとなることも考えられます。
以上の理由から、難易度はとしました。
テレビを捨てるといっても、不法投棄は何があっても絶対にNGです。
テレビの捨て方に関しては、お住まいの自治体に問い合わせてくださいね。
具体例9.通勤時間を減らす
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
約30分 |
通勤時間を減らすのも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
要するに「会社の近くに引っ越す」ということですね。
通勤時間が減れば、あなたの時間が大幅に増えます。
例えば10分短縮するだけでも、往復で20分の時間が確保できるのです。
週5回出勤の場合は、1週間で100分は確保できる計算です。
これだけあれば、1週間に1冊は本が読めてしまいます。
通勤時間を減らすことで得られるメリット・デメリットは下記の通りです。
メリット
- 通勤時間を大幅短縮できる
- 通勤によるストレスが減る
- 朝の時間に余裕が生まれる
- 遅刻のリスクが減る
- 通勤費が節約できる
デメリット
- 引越し費用がかかる
- 休みの日に会社の人に会う可能性がある
- 残業をお願いされる可能性がある
「職場の近くに引っ越すのがおすすめです」と自分で提案しておいてなんですが、私は今後も職場の近くへ引っ越す予定はありません。
娘をみていただいている保育園が遠くなるからです。
引っ越すことで、逆に余計な時間が生まれてしまうというわけですね。
時間をお金で買う例としてよく「会社の近くへ引っ越しましょう」と言われますが、私のように引っ越すことで逆に無駄な時間が増えるケースもあります。
確かにメリットは大きいと思うのですが、決して万人に通ずる方法ではないことを押さえておきましょう。
引っ越しは時間もお金も労力もかかることから、難易度マックスのとしました。
時間をお金で買う方法は、他にいくらでもあります。
難しいことを実践するよりも、まずは簡単に実践できるものから試すことをおすすめします。
具体例10.隙間時間に使えるツールを活用
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
約30分 |
隙間時間に使えるツールを活用することも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
無料ツールを使うのもいいのですが、あえて高品質な有料ツールを利用することで、より隙間時間を有効活用できます。
例えば私は「勉強」や「自己成長」が好きなので、隙間時間はもっぱら勉強や副業に充てています。
そんな私がよく活用している有料ツールがAudible(オーディブル)です。
Audibleとは、Amazonが提供する本を読み聞かせてくれるサービスです。
Audibleを使えば、家事や通勤などの隙間時間が学習時間へ変わります。
例えば、お皿洗いをしながら耳で読書ができるという感じです。
私にとって嫌いな時間である「家事」が、Audibleを活用するだけで、「勉強」という好きな時間に変えられるのです。
Audibleは月額1,500円という料金がかかりますが、たったの1,500円で何冊も本を読めるので、すぐにでも元が取れます。
- 読書をしたいけど読むのが苦手
- 家事のイライラを軽減したい
- 通勤時間を有効活用したい
そんなあなたは、Audibleを活用してみてはいかがでしょう。
私のようにAudibleで勉強するのもいいですし、小説を聞いたり、バラエティを聴いたり、好きな声優さんの朗読を聴くのも良いと思います。
そもそも、隙間時間は「生産的に活用しなければならない」というルールはありません。
肝心なのは、隙間時間をどのように使うか?です。
生産性が一切なくても、あなたにとって「良い」と思えるような使い方であれば、それは正しい活用方法です。
こうした素晴らしいツールを使い、隙間時間を自分にとって有効に使うのも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
隙間時間の活用・有料ツールの活用については、必要なお金も少額ですし実践難易度も高くないことから、としました。
具体例11.個人で稼ぐ力を身につける
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
測定不能 |
個人で稼ぐ力を身につけることも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
自分で稼ぐ力を身につけられれば、自分の働き方を大きく変えられるからです。
例えば、自分の力だけで月10万円のお金が稼げるようになったとします。
月10万円もあれば、正社員の仕事を辞めて、定時で帰れる契約社員やアルバイトという働き方も選択肢として悪くありません。
本業の収入と副業収入で、十分に生活できるからです。
定時で家に帰ることができれば、より自分のビジネスに注力できます。
そして自分のビジネスに注力できれば、月10万円だった金額を30万、50万円まで増やせるようになります。
月30万円も自分で稼げるようになれば、もはや会社という組織に属する必要はありません。
一人暮らしであれば、フリーランスでも十分にやっていけるのではないでしょうか?
このように、個人で稼ぐ力を身につけることは、将来的な時間を買うことに繋がるのです。
自由な働き方ができれば、お金も住む場所も働く時間も、全て自由になります。
とはいえ「個人で稼ぐ」と言葉でいうのは簡単ですが、その道が険しいことは念頭においてくださいね。
間違っても、「簡単に稼げる」「初心者でも稼げる」など、胡散くさい詐欺話に乗ってはいけません。
もし、あなたが本気で「個人で稼ぐ力を身につけたい!」とお考えなら、ストック型ビジネスをおすすめします。
ストック型ビジネスとは、世の中に価値を与える仕組みを一から作り、お金を稼ぐビジネスです。
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ストック型ビジネスは、本当に強くおすすめできるビジネスです。
ストック型ビジネスに成功すれば、何もせずにお金が入ってくるようになるからです。
世間では「不労所得」と呼ばれていますね。
月30万円も不労所得があれば、働く必要がなくなったり、1日1時間の仕事で毎日暮らせるようになります。
月1万円でも働かずにお金が入ってくれば、あなたの生活はかなり楽になるのではないでしょうか?
その1万円でさらに時間を買えば、あなたの生活はどんどん豊かに、楽しく、自由になっていきますよ。
とはいえ「個人で稼ぐ力を身につける」という方法は、お金も時間も労力も必要となるため、実践難易度は他に比べて高いです。
よって、難易度はとします。
具体例12.残業を減らすorしない
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
1時間~ |
残業を減らすorしないという選択も、時間をお金で買う具体例のひとつです。
時間をお金で買うというよりも、残業代を捨てて自分の時間を優先するという感じですね。
残業を減らせば、当然あなたが使える時間は増えます。
残業を前提に家計を管理しているのであれば家計を見直せばいいだけですし、残業代がどうしても惜しいなら、副業で稼いだりキャリアアップのための勉強をして給料を上げたりなど、いくらでも選択肢があります。
とはいえ、残業を減らすことはおろか、なくすことはできないという方もいらっしゃると思います。
その場合は、他の方法を実践して時間を買ってみましょう。
具体例13.脱毛する
1日当たりに節約できる時間の目安 | 難易度 | おすすめ度 |
5分~30分 |
脱毛することも、時間をお金で買う具体例のひとつです。
ヒゲやムダ毛が生えてこなくなれば、毎日のケアが不要になって時間が確保できるからです。
私も顔の脱毛をしていますが、脱毛する前と後では快適さが全く違います。
毎朝のヒゲ剃りから解放されたからです。
脱毛する以前は朝の貴重な時間を使って脱毛していましたが、今はヒゲ剃りの頻度が2、3日に減っています。
面倒なヒゲ剃りがなくなったことで、朝の貴重な時間を確保できるようになりました。
たった5分程度の時間ですが、朝の5分はめちゃくちゃ大きいです。
朝からセカセカと動く必要がなくなればストレスが減りますし、なにより余裕が生まれます。
休日であれば、5分間長く読書や勉強、副業ができます。
特に副業は、仕事終わりではなく朝にやった方が結果が出やすいです。
1日の中でウィルパワーが一番溜まっている状態は「朝」だからです。
ウィルパワーは睡眠によって回復し、朝起きたときには十分量が溜まっています。
ヒゲ剃りのような非生産的な活動に、時間やウィルパワーを使うのは非常にもったいなくないでしょうか?
ヒゲの脱毛は朝の時間に余裕を持たせてくれるだけでなく、貴重なウィルパワーを節約することにもつながるのです。
とはいえ、脱毛効果を実感するまでは、ある程度の時間とお金がかかります。簡単に実践できる方法ではないため、難易度はとします。
絶対にやってはいけない時短テク
「時間をお金で買う方法が知りたい!」というあなたは、時間の貴重さについては十分に理解していると思います。
あらゆる時短テクについても熟知していると思いますが、下記の時短テクは絶対におすすめしません。
絶対NGな時短テク
- 睡眠時間を減らす
- カップ麺やコンビニ弁当に頼りすぎる
では、それぞれ簡単に解説していきます。
NG例1.睡眠時間を減らす
絶対にやってはいけない時短テクとして挙げられるのが「睡眠時間を減らす」というものです。
睡眠時間を減らすと仕事もプライベートにも支障を来し、かえって時間が減ってしまうからです。
例えば、1時間で終わらせられる仕事が2時間かかっても終わらないかもしれません。
上司から叱責もされる可能性もありますし、何より精神的・肉体的負担がとても大きいです。
時間管理の本質は「何を優先するか?」を決めることなのですが、多くの社会人は睡眠時間の優先順位を低くし、削ろうとします。
時間が欲しいと思ったとき、睡眠時間を削るのが一番手っ取り早くて簡単だからです。
「あと5分だけ、あと5分だけ」と少しずつ睡眠時間を削り、結局は1時間もスマホを触っていた…。
あなたもこんな経験、ありませんか?
もし、「時間が欲しい」とお考えなら睡眠時間を犠牲にするのではなく、本記事で解説している「時間をお金で買う」という方法を実践することをおすすめします。
睡眠時間を削ることは、百害あって一利なし。お酒やたばこと全く同じです。
ちなみにですが、睡眠にきちんと投資することも時間をお金で買う方法のひとつと言えます。
高品質な寝具を購入したり、きちんと眠れる環境を整えたりなどの方法ですね。
高品質なマットレスやベッドはとても高価ですが、それだけ投資する価値はあると思います。
NG例2.カップ麺やコンビニ弁当に頼りすぎる
カップ麺やコンビニ弁当に頼りすぎる、というのも、NGな時短テクのひとつです。
理由は単純で、健康を損ねる可能性が高いからです。
確かに、カップ麺やコンビニ弁当は手っ取り早く食事を済ませられます。
しかし、栄養バランスが偏りがちで、選んだ食品によっては塩分過多にもなりやすいです。
あまりに頼りすぎると健康を損ね、将来的に「治療費」という形でツケを払うことになりかねません。
つまり、時間もお金も失ってしまう…というわけですね。
とはいえ、たまに食べる程度なら全く問題ないと思います。
日常生活で「手抜き」は非常に大切なことですし、何よりおいしいですからね。
一番の毒は、全てを完璧にこなそうとするところです。
カップ麺やコンビニ弁当に頼りきりになるのはおすすめしませんが、完璧になりすぎるのも良くありません。
時短グッズとしてコスパがいいので、適切な頻度で活用していきましょう。
終わりに
以上、時間をお金で買う13の具体例について解説しました。
13個も解説していますが、全てをこなす必要は全くありません。
あなたが出来る範囲で、少しずつ実践してみてください。
私も少しずつ実践していますが、かなり時間に余裕が生まれたことを実感しています。