広告 自分軸の基本を学ぶ

【本質】自分軸のデメリット7つと「自分軸がない人生」が最悪な理由

【本質】自分軸のデメリット7つと「自分軸がない人生」が最悪な理由 アイキャッチ画像

「自分軸で生きよう」と思っても、

  • 周りから嫌われたくない
  • わがままだと思われたくない

と感じてしまいますよね。

あなたが思った通り、自分軸で生きることには誰もが見落としがちなデメリットがあります。

ですが、そのリスクを知ることこそ、あなたの人生をより自由にする第一歩です。

本記事を読めば、自分軸で生きることの7つのデメリットがわかり、上手く向き合うためのヒントが得られます。

ゆうた

「自分らしさ」と「人との調和」を両立させながら、後悔のない生き方を選べるきっかけになれば幸いです!

【関連記事】⇒ 自分軸のおすすめトレーニング本ベスト5をランキング形式で解説

この記事を書いた人

ゆうたのプロフィール画像3
  • 独自の自由軸構築メソッド「MAP理論」を確立
  • 文章だけで最高月収10万円超え達成
  • 科学・スピリチュアルに基づいた「自分軸」情報を発信
  • 人生の自由を手にするため積極的に活動中!

  管理人:ゆうた

そもそも自分軸とは?他人軸との違い

「自分軸が大切」とよく耳にするけれど、実際にはその意味を正確に説明できる人は少ないものです。

まずは「自分軸」と「他人軸」の違いを整理しながら、なぜ多くの人が他人の軸で生きてしまうのかを明らかにします。

正確に把握することこそ、「デメリット」の本質がよりクリアになるはずです。

自分軸とは「心・目的・行動を一致させること」

私の場合、自分軸を以下のように定義しています。

自分軸の定義

他人の期待や社会の評価に依存せず、自分の〈心・目的・行動〉を一致させて生きること

本記事でもこの定義に基づいて話を進めていきます。

自分軸で生きるとは?について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

関連記事 ⇒ 自分軸とは?生き方やメリット・デメリットまですべて解説

他人軸とは「他人の期待を満たすための生き方」

他人軸とは、「自分の心や目的から目を背け、他人の期待を満たすための生き方」です。

日本社会では「和を重んじる」文化が強く、無意識のうちに「空気を読む=正しいこと」と刷り込まれています。

実際、多くの人は「相手の都合ばかり優先した結果、心にモヤモヤが残る」と感じたことがあるはずです。

あなたも一度は経験があるかもしれません。

ゆうた

もちろん、私にもあります!

「どちらが正解」ではなく、バランスが大切

前提として、自分軸と他人軸は、どちらか一方を排除すべきものではありません。

 自分軸に偏りすぎれば孤立し、他人軸に偏りすぎれば自己喪失します。

 心理学的には、人間は「自律」と「所属」の両方を求めます。

自分の意志を保ちながらも、他者と調和するバランスが最も健全な状態なのです。

以上を踏まえた上で、自分軸のデメリット7つを見ていきましょう。

自分軸で生きると起こる7つのデメリット

デメリットのイメージ画像

自分軸で生きると7つのメリットを享受できることも事実ですが、同時に、以下のようなデメリットを招く恐れがあります。

それぞれ詳しく解説します。

デメリット1.周囲との衝突や誤解を招きやすい

 自分軸を貫こうとすると、他人との価値観の違いが際立ち、衝突が起こりやすくなります。

ゆうた

あなたもよくご存知だと思いますが、日本人の多くは「周囲との同調」を大切にして生きています

同調が当たり前という価値観を持つ人に対し、「自分はこう思う」と主張すると、相手は「自分を否定された」と感じるかもしれません。

カウンセリング心理学では、人間関係の摩擦の多くが「価値観の違いの理解不足」から生じるとされています。

意見の不一致は自然なことですが、誤解を避けるには伝え方の工夫が欠かせません。

ゆうた

自分軸・わがまま・自分勝手の違いでも解説しましたが、「伝え方」によって相手へ与える印象は大きく変わります。

デメリット2.柔軟性を失いやすい

「自分の軸を持つ」ことにとらわれすぎると、考えが固まりやすくなります。

一度「これが正しい」と思い込むと、他の意見や視点を受け入れにくくなるためです。

ゆうた

悪い意味で自分を曲げない姿勢を貫いてしまうわけです。

 行動科学の研究によると、学びを通して成長できる人は「自分の仮説を一度疑う習慣」を持っています。

自分軸に固執しすぎるのは、成長の機会を逃すことと同義なのです。

自分を貫くのは悪いことではありません。

自分の都合だけを貫くことが、自分にとっても周囲にとっても良くないことなのです。

デメリット3.責任に押しつぶされやすい

自分軸で生きることは、すべての結果を自分で引き受けることです。 

他人の指示や社会のルールではなく「自分の意志」で選んだ分、うまくいかなかった時に誰のせいにもできません。

結果、責任を背負いすぎて、身も心も疲弊してしまうことがあります。

自由と聞くとポジティブなイメージが強いかもしれませんが、「自分で決めた以上、全て自分の責任」という側面もあります。

ゆうた

自由には「責任」がつきもの、です!

自由な人生を手に入れようと躍起になっていく一方、重い責任に押しつぶされていく。

そんなことも、十分にあり得るのです。

デメリット4.完璧主義に陥りやすい

 自分軸を守ろうとするあまり、「常にブレてはいけない」と自分を追い込んでしまうことがあります。

「理想の自分」を維持しようとするあまり、心に負担をかけてしまうことは珍しくないのです。

よくあるのが、「自分軸を貫くために、多少わがままに振舞ってもいい!」と、強引に自分の意見ばかりを押し通すことです。

確かに、自分の人生を生きるために、他人の意見に反対する場面はあるかもしれません。

ゆうた

私も他人と衝突することは少なくありません

でも、他人の意見を無視する姿勢を続けると、周囲から反感を買う恐れがあります。

自分の意見を伝える一方、相手の意見を尊重したり、ときには相手の意見を飲んだりすることも大切です。

ゆうた

繰り返しになりますが、「自分のことだけ」を考えるのはただの「自分勝手」です。

認知行動療法の観点では、完璧主義はストレス・不安の大きな要因とされています。

自分軸を貫く姿勢は大切ですが、「少しブレてもいい」と思える余白が、心を守るクッションになります。

デメリット5.周囲から孤立しやすい

自分軸を大切にする人ほど、周囲から浮いてしまうことがあります。 

「自分はこう考える」と明確に言える人は、同調を重んじる環境では異端に見られがちです。

ゆうた

特に周りに「べき思考」を持っている人が多いと、 なおのこと浮きやすくなると思います(経験談)。

例えば「上司の言うことには必ず従うべき」という価値観を持つ上司。

少しでも意見を言おうものなら、「反抗的だ」「協調性がない」と決めつけられるのは明白です。

ゆうた

自分の意見を伝えるだけで怒るやつ、面倒ですよね

はっきり言って、自分軸を持って生きている人は決して多くありません。

私の体感ですが、9割以上の方は常識を疑わずに思考停止で生きています。

自分軸で生きている人は超少数派なんです。

ちなみに社会心理学では、集団内での「少数意見保持者」は心理的ストレスを受けやすいことが分かっています。

自分軸で生きることは、少数派であるがゆえに孤立しやすいため、注意が必要です。

デメリット6.自分勝手に振る舞いやすい

 「自分軸=自分の意見を通すこと」と誤解すると、他人を軽視する方向へ偏ってしまいます。

自分軸で生きることと「わがまま」「自分勝手」は全く別物なのですが、定義があいまいだと、つい自分勝手にふるまいがちです。

関連記事 ⇒ 自分軸・わがまま・自分勝手とは?図と表でスッキリわかります

コーチング理論では、健全な自分軸とは「自分と他人、双方を尊重する軸」と定義されます。

ゆうた

私が本ブログで主張している「自分軸」も、他者への尊重が前提です。絶対に忘れてはなりません

相手の価値観を理解・尊重したうえで、自分の人生を生きることこそ、真の自分軸なのです。

デメリット7.自分軸に縛られやすい

「自分軸を貫かなければ」と思い詰めるほど、それ自体が「他人の理想像」に縛られることがあります。

 「自分軸で生きる自分でなければ価値がない」と考えることは、自縄自縛の愚かな思考です。

ゆうた

この世に価値がない人間なんて存在しませんし、完璧な人間も存在しません。

自分軸で幸せな人生を送っている人も、つい空気を読んで、他人に合わせることは珍しくありません。

自分を貫き通すより、あえて相手に合わせたほうが、双方に利益をもたらすこともあるからです。

精神分析学の視点では「理想の自己像」を過剰に追うほど、「現実の自分」とのギャップに苦しめられると言われます。

完璧に自分軸を発揮する必要はありません。

ときには「自分軸を手放す勇気」も必要なのです。

【理由5つ】なぜ、「自分軸で生きないこと」が最大のデメリットなのか

なぜ?のイメージ画像

自分軸で生きるデメリットを7つ解説しましたが、個人的には「自分軸で生きないまま、人生が進んでしまうこと」が一番のデメリットだと思います。

理由は次の5つです。

それぞれ詳しく解説します。

理由1.他人の人生を生き続けてしまう

自分軸を持たないと、他人の価値観や期待に合わせ続けるだけの人生となります。

判断基準が他人ばかりなので、「自分は本当はどうしたいのか」を見失うのです。

結果、他人軸でしか判断できず、後悔が積み重なる選択肢しか選べなくなります。

ゆうた

あなたの人生の主人公はあなた。他人(モブキャラ)なんぞにハンドルを委ねてはなりません

心理学では、自己決定間が低い状態が長期間続くと、幸福度や満足度が大きく下がるとされています。

自分の意志で選ばず、他人に合わせるのは確かに楽かもしれません。

でも、楽な選択をする代わりに、人生の幸福度・満足度を差し出していることも事実なのです。

理由2.自分の本音がわからなくなる

他人軸で生き続けると、自分が何を大事にしたいのか、どんなことを達成したいのかが分からなくなります。

いわゆる「自分を見失っている状態」です。

他人の期待に応じることが習慣化すると、自分の感情や欲求の声が聞こえづらくなり、結果として自分を見失います。

ゆうた

「自分はどんな人生を送りたいか?」がわからなくなるって、とても怖いことだと思いませんか?

ちなみにカウンセリングの現場でも「自分の気持ちがわからない」という相談は、他人軸が長年続いた人ほど多いとされています。

心の声を無視し続けると、自分らしさの輪郭が曖昧になります。

理由3.なかなか行動できなくなる

自分軸がないと決断が上手くできず、行動もストップします。

他人の意見を基準にすると、常に「どれが正解?」と不安になり、前に進む勇気が出ません。

動こうと思ってはいるものの、動けない。そんな状態が続いてしまうのです。

自分の人生を取り戻すためには行動が必要不可欠。

ゆうた

動けない毎日が続けば、当然、他人や常識に縛られる現実から一切逃れられません

行動心理学では、判断基準が「自分の外側」にあるほど行動力が低下することが分かっています。

自分軸がない状態は、人生を変えるチャンスを逃し続ける悪循環へと陥ります。

この世を去る日まで、自分の人生を生きられない。

これほど不幸なことがあるでしょうか?

理由4.自分の人生に「責任」が持てない

自分軸がないと、物事がうまくいかなかったときに「誰かのせい」にする傾向が強くなります。

判断基準を他人に預けていることが原因です。

「自分で選んでいない感覚」が強まり、結果に主体性を持ちにくくなり、「自分のせいじゃない」と責任の所在を他へ移します。

例:上司のアドバイス通りにしたら失敗した → 上司のせいだ!自分は悪くない!

このように、無責任な人間になってしまうのです。

ゆうた

「上司の言われたとおりにする」と決めて行動した以上、本人にも責任があります

心理学では、主体性の欠如が続くと「学習性無力感」に陥るとされます。

挑戦や改善の意欲が削がれ、常に他責思考になってしまうわけです。

自分の人生に「コントロール感」を持てなくなるのは、大きなデメリットと言えます。

ゆうた

自己コントロール感は、幸福な人生に必要不可欠な要素です

理由5.自分の価値を見失う

他人軸で生き続けると、自分の気持ちを後回しにするクセがつき、自己肯定感が下がっていきます。

  • 自分の気持ちはどうでもいい
  • 相手の方が正しい

と思い続けるのは、自分を裏切り続けることと同じです。

あなたは、自分のことを裏切る人を好きになれますか?

「近寄りたくない」「嫌い」「関わりたくない」と思いませんか?

じゃあ、自分で自分を裏切ることは、決して良くないことだとわかりますよね。

他人軸で生きることは、自分を守ろうとするがゆえに周囲と同調する心理が働いているからかもしれません。

でも私は逆だと思っています。

他人軸ばかり気にするのは、自分自身への裏切り=自分を傷つける行為。

自分の価値を誤解しないためにも、少しずつ他人軸から卒業して自分軸へシフトすることが重要だと考えます。

自分軸は正義?悪?

「自分軸で生きることこそ、正しい生き方だ」

ブログや本、SNSなどでこんな感じの発信を見たことがあると思います。

ゆうた

しかし、これって本当に正しいことなのでしょうか?(←お前が言うな)

私も「自分軸で生きる魅力」を発信している一人なので、自分軸=正義と思いたい気持ちはあります。

ですが、あえて客観的な視点から「自分軸=正義」という風潮を考察してみたいと思います。

流される=悪。本当にそうか?

  • 自分らしく生きよう
  • 他人に流されるな

などの言葉は、一見すると素敵なメッセージだと思います。

一方で、いつの間にかそれが「プレッシャー」になることも否定できません。

  • 自分の意見を持たなきゃ
  • 人と違う選択をしなきゃ
  • はっきり断らなきゃ

そんなふうに焦るほど、心が追い詰められてしまうと思いませんか?

ゆうた

完璧に自分軸で生きようとしなくてOKですよ!

自分軸とは、本来「自由になるためのもの」です。

でも今の風潮を見てみると、「理想の自分を演じるための鎧」になっているのではないか?と感じるのです。

 「嫌われたくない」のは当たり前の感情

本当は、誰だって「嫌われたくない」「理解されたい」と思っているのでは?というのが私の持論です。

もちろん私もそうです。

「別に赤の他人に好かれようが嫌われようがどうでもいい」とは思っていますが、嫌われずに済むならそれに越したことはありません。

ゆうた

敵増やしてもいいことないですしね

しかし、他人の顔色をうかがいすぎると、一番身近な存在である「自分自身」を犠牲にしがちです。

結果どうなるか。

自分のことが嫌いになってしまいます。

自分に嫌われるくらいなら、他人に嫌われた方がまだマシではないでしょうか?

だって自分を嫌いになると、24時間365日、嫌いな人と一緒にいるんですよ?

嫌われたくないというのは、至極当たり前の感情。

一方、他人と自分、どちらに嫌われるか?を天秤にかけなければならないことも、念頭においてください。

あなたは何も悪くない!「自分軸=正義」という思い込みの正体

「自分の人生を真剣に生きよう!」と思っているからこそ「自分軸=正義」という思い込みが生じます。

誰だって、自分の選択を否定されたら傷つくのは当たり前です。

無意識のうちに「自分が正しい」と信じることで、自分を守ろうとする。

心理的な防衛が過剰に働くあまり、正義という思い込みへ変貌しているのでは?と私は思います。

言ってみれば、心がちゃんと自分自身を守ってくれている証拠。

とはいえ、防御が固くなりすぎると「相手が間違っている」「自分の方が正しい」と思い込み、本来の自分軸を見失ってしまいます。

自分軸は、戦うための剣ではありません。

本当の意味で自分を守り・導くための、盾であり羅針盤なのです。

もしもあなたが「自分軸=正義」と思い込んでしまったのなら、それは自分の人生に真剣に向き合っているからこそ。

めちゃくちゃカッコいいじゃないですか!

ゆうた

あなたが「本気で幸せになりたい」と願っていることの裏返しです!

まとめ

「ありがとう」のイメージ画像

以上、自分軸で生きることによって生じるデメリットに加えて、「自分軸で生きないことこそ最大のデメリットである」ことを解説しました。

今回の内容をまとめると次の通りです。

本記事のまとめ

  • 自分軸と他人軸はバランスが重要
  • 自分軸には周囲との衝突や孤立、責任の重圧など7つのデメリットがある
  • 自分軸がないことこそ、最大のデメリット
  • 自分軸は「正義」を振りかざす武器ではなく、人生の「羅針盤」
  • 自由で幸福な人生には自分軸が必須

世間に流されず、自分を貫く生き方は、必ずしもいいことばかりではありません。

ですが、自由で幸福な人生を送るためには、間違いなく自分軸が必要となります。

自分軸は誰でも持っているものです。

もし「持っていない」と感じるなら、ただ見つけていないだけです。

自分軸のトレーニング本ランキングでは、まだ自分軸を見つけられていない方に向けて、おすすめの本を紹介してします。

人生の主導権を取り戻すための第一歩として、ぜひ参考にしてください。

自分軸を取り戻すための一歩を踏み出す

  • この記事を書いた人
ゆうたのプロフィール画像3

ゆうた@自由への伴走者

自分軸を確立して、自分らしく、自由な人生を生きるをコンセプトに情報発信しています。生きづらさを抱えている人を一人でも多く救うため、本質的なノウハウ、役立つ情報のみ発信。自由軸構築メソッド「MAP理論」を確立。さらなる自由を求め、独立起業にむけて奮闘中です!一児のパパ。

-自分軸の基本を学ぶ