「自分軸で生きる」という言葉はよく耳にしますが、実際にそれがどんな状態を指すのか、明確に説明できる人は少ないかもしれません。
特にスピリチュアルの世界では、自分軸は引き寄せや心の安定に直結すると言われます。
本記事では、科学とスピリチュアル大好き自分軸バカの私が、両方の視点から「自分軸とスピリチュアルの本質」を紐解いていきます。
最後まで読めば「理想の現実を引き寄せるためにはどうすればいいか?」がわかり、願望実現に向けて具体的に行動できますよ。
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自分軸とは「自分の価値観を基準に生きること」

スピリチュアルでいう自分軸とは、自分の価値観や心の声を基準に選択や行動をすることです。
わがままや自分勝手とは違うので、安心してくださいね。
関連記事 ⇒ 自分軸・わがまま・自分勝手の違いを日本一わかりやすく解説してみた
他人の意見や社会の常識に振り回されるのではなく、「私はどうしたいのか」を第一に考え、魂の望みに沿った生き方ができます。
多くのスピリチュアル書籍やカウンセリングでは「魂の声に従うことが波動を高める」とされていますよね。
自分軸を持つことは、自分の価値観に従うこと。つまり、スピリチュアル的に言えば、魂の声に従っている状態なんです。
だから波動が上がって、エネルギーの安定に直結し、望む未来を引き寄せやすくなるんです。
他人軸は「評価や期待に縛られた生き方」
自分軸と対になるのが「他人軸」であり、他人の評価や期待に基づいて生きる状態のことです。
他人軸に偏ると「嫌われたくない」「認められたい」という気持ちが優先され、常に不安や迷いが生じます。
スピリチュアルに関心があるあなたならご存知だと思いますが、引き寄せの法則は、自分の思考や感情がフォーカスしたものを引き寄せます。
では、周囲の目を気にして不安や迷いばかりだとどうなるか?
そうです。
不安や迷いを生じさせる出来事を引き寄せてしまうんです。
心理学的にも、外的評価に依存すると自己肯定感が低下しやすいとされています。
科学的にも良くないですし、スピリチュアル的にも波動が不安定になり「望む現実を引き寄せにくい状態」なんです。
「自分軸=わがまま」ではない
「自分軸で生きることは、わがままや自己中心的である」と誤解されがちですが、実際は逆です。
自分軸とは、自分の価値観を大切にしながら、同時に相手の価値観も尊重できる、バランスの取れた生き方なのです。
例えば、以下の図をご覧ください。縦軸が自己中心性、横軸が自分軸です。

自己中心性が高いのが「わがまま」「自分勝手」、自己中心性が低いのが「自分軸」というのが読み取れると思います。
スピリチュアルの世界でも「まずは自分を満たすこと」が強調されますが、これは相手を無視していいという意味ではありません。
自分を満たしながらも、相手への敬意や思いやりが前提にあるのです。
本当の自分軸とは、周囲に振り回されることなく「私はこれでいい」と心から思える状態。
そしてその安定感があるからこそ、他人の価値観も素直に受け入れ、尊重できるのです。
自分軸で生きることはわがままではなく、むしろ自分とも他人とも調和しながら生きる健全で愛のある在り方といえます。
自分軸を持つと得られるスピリチュアル的なメリット

自分軸を持つと、スピリチュアル的にはどんな良い変化が起きるのか?
実は、自分の内面にしっかり軸を置くことで
- 不安や迷いからの解放
- 心の安定・波動が整う
- 引き寄せが加速する
といった恩恵が得られます。その代表的なメリットを3つに分けて見ていきましょう
不安や迷いから自然に解放される
自分軸を持つと、日常で感じる不安や迷いから自然に解放されます。
他人の目や社会の基準ではなく、自分の価値観を基準に選択できるため、心に余計な葛藤が生まれにくいからです。
スピリチュアルの考え方では「自分の内なる声に従う=魂に沿った選択」とされます。
仮に自分の思い通りにならなかったとしても、生まれるのは「後悔」ではなく「納得感」なのです。
魂に沿った選択だから、必ず何か意味がある。どんな結果であろうと、全ては自分の理想に繋がっている。
こんな感じで、自分の選択に対して、不安や迷いがなくなるんです。
これってある意味、「自分の人生を生きる」という能動的な生き方ですよね。
自分の人生に集中しているからこそ、社会基準から生まれる不安や迷いから解放される。
まさに、私が推奨している「自分軸で生きる」ということです。
心が安定し、波動が整う
自分軸を持つことで心が安定し、結果的に波動が整います。
自分に正直に生きると感情のブレが減り、安定したエネルギーを保てるからです。
波動の法則では、心が安定している人ほど「高い波動」を放ち、同じように安定した出来事や人間関係を引き寄せやすくなります。
一方、他人軸ではどうでしょうか。
心が不安定なばかりに低い波動を放ち、結果として望まない結果を引き寄せます。そしてさらに心が不安定になる。
まさに負のスパイラルです。
自分軸は、自分の人生の軸となるだけでなく、スピリチュアルの面から見ても、心を安定させる軸となるのです。
結果的に引き寄せが加速する
安定した軸が手に入れば、結果的に望む現実を引き寄せやすくなります。
心が安定するのも理由の一つなのですが、核となるのはフォーカスです。
自分軸で生きることは「自分の理想や価値観にフォーカスする」ことにつながります。
引き寄せの法則では、自分の思考や感情がフォーカスしたものが引き寄せられますよね?
自分軸で生きることは、まさに引き寄せの原理原則を上手くなぞった理想の生き方なんです。
想像してください。
仕事・人間関係・恋愛・お金、すべてが上手くいく人生ですよ?
めちゃくちゃワクワクしてきませんか?
他人軸で振り回される人生と、自分軸で進み続ける人生。
あなたの魂が望んでいるのはどっちですか?
なぜ「解放=幸せ」なのか?

引き寄せの法則を一生懸命実践しているのに、思うような結果が出ない…そんな悩みを抱える人は少なくありません。
その原因は「自分軸」が定まっていないことにあります。
自分軸がないと不安や迷いに振り回されますが、自分軸を整えると心が解放され、自然に幸せが訪れます。
そのカラクリを見ていきましょう。
自分軸は波動を安定させる軸
自分軸を持たないと、他人の期待や社会の基準に振り回され、望む現実にフォーカスしづらくなります。例えば、
- 女性(男性)はこうあるべき
- 母親(父親)はこうあるべき
- 社会人はこうあるべき
社会には数えきれないほどの「べき論」が存在します。
そして職場にも必ず「こうあるべき」という暗黙のルールがありますよね。
では、そのような「他人が作った基準」に意識を向け続けるとどうなるでしょうか。
引き寄せの法則的に言えば、「~すべき」という状況ばかりが現実となります。
自分が本当に望むことに焦点を当てるのが難しくなるのです。
一方、自分軸を持っていれば、自分の価値観を基準に「本当に望む方向」に意識を集中させられます。
結果として波動が安定し、引き寄せがスムーズに働きやすくなります。
つまり、自分軸とは「波動を安定させるための軸」であり、自分の望む現実を引き寄せるための土台です。
「解放されたい」という本当の願い
人が自分軸を求めるのは「幸せになりたい」以前に、まず「不安や迷いから解放されたい 」という切実な願いがあるからです。
自分軸を持たないと「嫌われたくない」「認められたい」といった他人基準に縛られ、心は常に揺れ動きます。
まるで振り子が激しく揺れるように、不安定な心のままでは安心感を得ることができず「解放されたい」と自然に願うのです。
心理学的には、外的評価に依存すればするほど自己肯定感は下がると言われます。
そしてスピリチュアルの観点では、魂が本当に望んでいるのは「解放」や「安心感」だと説かれています。
つまり、不安や迷いに振り回されることは、他人の基準に支配されている状態と同じ。
そして自分軸を確立し、自分らしく生きることこそが、魂を解放し、本当の安心を取り戻すことにつながるのです。
自分軸が整うと自然に幸せを呼び込める
自分軸を整えることは、解放と幸せの両方を得る最短ルートであると私は考えています。
自分軸があると「私はこうしたい」という確固たる基準を持てます。
人生は選択の連続です。その選択を他人基準ではなく自分軸で行えるようになると、結果がどうであろうと一喜一憂せず心の余裕を保てます。
良い結果なら「やっぱり上手くいった、私ってすごい」と自信になり、
あまり良くない結果でも「まぁ、そういうこともあるよね」と受け入れられる。
どんな結果であっても揺るがない安心感があるのです。
この「どんな結果でも受け入れられる精神的余裕」こそが、高い波動を維持する秘訣です。
引き寄せの法則は「思考や感情にフォーカスしたものを現実化する」もの。
自分軸が整っていれば、自然と望む現実に意識が向き、理想の未来を呼び込む力が発揮されます。
自分軸を育て、引き寄せを加速させる三つの軸
引き寄せの法則を実践しても「思うように現実化しない」と感じる引き寄せ難民は少なくありません。
その理由は、自分軸が整っていないからです。引き寄せを真に機能させるには、以下の三つの自分軸を育てる必要があります。
下図は、自分軸で生きるための三つの軸を表したものです。

各軸を強化していくことで、自分らしく生きられるようになり、引き寄せも加速していきます。
どのように強化すればいいか、簡単に解説していきますね。
心の軸を整えて「引き寄せの土台」をつくる
心が安定していなければ、引き寄せは働きにくい。よって、まずは心の軸を整えることが重要です。個人的に特に重視しているのが「心の回復」です。
理由は単純。
世間の価値観や他人の評価に振り回されて「不安や不満」が募ると、さらにそう思える出来事を引き寄せてしまうからです。
加えて、自分の軸で生きるとなると、社会のルールや他人と衝突することもしばしば起こります。
関連記事 ⇒ 自分軸で生きると100%嫌われるけど、それでいい
心の軸が整っていないと、自分を貫き通せなくなったり、心のエネルギーが枯渇したりと、自分の人生を上手く生きられません。
自分の軸で生きることはおろか、自分が求めていない現実を引き寄せてしまう。
そんな人生、絶対に嫌ですよね。
だから、心を整えたり回復を図ったりして、心の軸を強化する必要があるのです。
方法はたくさんありすぎて全部を紹介できないのですが、簡単に取り組めるものを5つピックアップしてみました。
とにもかくにも、「自分を大切に。」がキーワードです。自分をたくさん満たすことこそ心の回復です。

スピリチュアルでよく言われる「シャンパンタワーの法則」を思い出してください!
目的の軸を明確にして「理想の未来」にフォーカスする
自分だけの目的を持ち、そこに意識を集中させることで、引き寄せの方向性がクリアになります。
あれもこれもと集中力を分散させては、引き寄せは上手くいきません。
そしてまたもや厄介なのが、他人が勝手に設けた基準や暗黙の了解、社会のルールです。
- こうしなきゃ
- こうあるべき
- もっとちゃんとしなきゃ
こんな風に目的が分散すると、自分の理想に上手くフォーカスできずに、引き寄せが難しくなります。
自分の人生ではなく社会のルールに集中すると、あなたが引き寄せる現実は「社会のルール」に基づいた現実です。
作られた価値基準にとらわれず、引き寄せの邪魔をさせないためにも、目的の軸を明確にしておきましょう!
具体的には、以下の方法を実践してみてください。
今すぐに取り組めるものだけピックアップしました。
目的の軸をブレさせないためには、常に「私はこうありたい」「私は自分の人生を生きる」と決断し続けることが大切です。
あなたの人生の主人公は、ほかの誰でもなくあなた。それを忘れないでください。
行動の軸を育てて引き寄せを爆発的に加速させる
「こうなりたい自分が見えていて、毎日ワクワクしながら過ごしている」
引き寄せ難民の中には、このようにおっしゃる方が多く見受けられます。
しかし断言しますが、行動が伴わないと理想の現実を引き寄せるのはかなり難しいです。
個人的には「無理」と言ってもいいと思います。
なりたい理想があってワクワクしている状態とは、下図のような状態です。

目的の軸が定まっており、心の軸も安定している。一方、行動が折れているから「妄想」の域を出ません。
だから、自分軸で生きることはできませんし、引き寄せが上手くいかないのです。
斎藤一人さんもおっしゃっていますが、地球は行動の星です。
確かに、毎日ワクワクして過ごすことはとても大事なのですが、自分から動かないと何も始まりません。

「宇宙」も「運」も「チャンスの女神」も、行動している人が大好きなんです。
とはいえ、いきなり行動するのは難しいですし、ましてや継続するのも簡単ではないですよね。
私も継続は苦手なので、お気持ちは本当によくわかります。マジでよくわかります!
そこで、私が日ごろ心がけている以下のことを実践してみてください。
行動の軸が次第に強化され、願望実現がどんどん加速しますよ。
肝となるのは「1ミリステップ」です。
1日1ミリくらい、たった一歩でも行動できたらOK。それが1ミリステップです。
一歩でも進めたら、思う存分、自分を褒めてください。
「たかが1ミリ」と侮ってはいけません。
「人生を良くしたい」と考えて、ほんのちょっとでも行動できた時点で、めちゃくちゃすごい人なんですよ。

私から言わせれば世の中の人みんな「すごい」です。もっと自分を認めて、褒めましょう
引き寄せの法則は、言葉・思考・行動が一致すると爆発的に加速します。
毎日少しずつ行動して習慣まで落とし込み、理想の現実を一気に引き寄せていきましょう!
自分軸とスピリチュアルに関するよくある質問

自分軸はどれくらいで身につきますか?
個人差はありますが、数週間で「迷いにくさ」などの小さな変化は出ます。
完璧を目指さず、毎日1ミリの行動・継続を心がけていきましょう!
価値観を変えるのは容易ではないので、長期的に育てていく感覚です。
引き寄せにはタイムラグがありますよね?
それと同様とお考えください。

自分軸を見つけ、育て、活かす。この3ステップで引き寄せは加速しますよ!
直感と現実的判断が食い違うときは?
直感をメモで「見える化」し、現実的判断を選ぶようにしてください。
例えば嫌な仕事を頼まれたとき「嫌だ」という直感をメモっておき、その仕事に全力で取り組みます。
「嫌だ」は心のセンサーなので、理想の現実を明確化する貴重な材料です。
「嫌だリスト」を作っておいて、今後の人生に生かしていきましょう。
引き寄せの結果が出ない停滞期はどう過ごす?
目の前の1日に集中するのがおすすめです。
「理想の現実を引き寄せる!」と頑張るよりも、
- 良質な睡眠をとる
- 深呼吸する
- 1ミリステップを継続する
- いい気分で過ごすなど
その日にできる「小さなこと」を実践してみてください。
職場が強い同調圧力です。自分軸は保てますか?
はい、保てます。
どんな仕事でも「自分に裁量が与えられていること」があるはずです。
「自分が自由にできるところ」にフォーカスして感謝すれば、徐々に「自由」が増えていくことが実感できると思います。
会社員であろうと、自分が意外と自由であることに気づけますよ!
私もこのようにして、職場内で自分軸を発揮できる場面を拡大していきました。お試しあれ!
まとめ
以上、科学とスピリチュアル両方の視点から「自分軸とスピリチュアルの本質」を解説していきました。
科学とスピリチュアルは、一見すると相反して見えます。
しかし、そのプロセスは違えど、結果が同じところにたどり着くことは決して珍しくないんです。
だからこそ、疑うよりもまずやってみる。
いうまでもなく、その姿勢こそが、自分の人生の豊かさにつながっていきます。
以上、本記事をまとめますと以下の通りです。
今日からほんの小さな一歩でも、自分の心に正直な選択をしてみてください。
その積み重ねがあなたの自分軸を育て、波動を整え、理想の未来を自然と引き寄せてくれるはずです。