- 自分らしく自由に生きたい
- 他人の目に振り回されずに、自分の人生を歩みたい
そう思っていても、どうやって「自分軸」を見つけ、育てればいいのか分からないですよね。
実は、自分軸を鍛える方法はすでに数多くの本で紹介されています。
しかし、どの本を選ぶかによって、得られる気づきや効果は大きく変わります。
そこで、私が実際に読んで実践して「これは役立つ!」と確信した「自分軸トレーニングのおすすめ本ベスト5」をランキング形式で紹介します。
特徴や良い点・イマイチな点をわかりやすくまとめていますので、あなたに合った一冊が必ず見つかるはずです。
完全無料で読める方法も解説していきますね!
どれも超優良級の情報です!
それでは、早速解説していきます!
この記事を書いた人

- 独自の自由軸構築メソッド「MAP理論」を確立
- 文章だけで最高月収10万円超え達成
- 科学・スピリチュアルに基づいた「自分軸」情報を発信
- 人生の自由を手にするため積極的に活動中!
管理人:ゆうた
【3STEP】自分軸トレーニングの本を完全無料で読む方法
自分軸のトレーニングに関する本は、完全無料で読める時代です。
方法はとてもカンタン。
という3STEPを踏むだけでOKです。
各ステップを分かりやすく解説していきます。
すでに登録済みの方は、こちらをタップしてランキングの評価基準へ移動してください。
STEP1.AudibleまたはKindle unlimitedへ登録
まずは、AudibleまたはKindle unlimitedの無料体験へ登録します。
無料体験中は一切料金が発生しませんのでご安心を!
Audibleとは?
Audible(オーディブル)とは、Amazonが提供するサービスで、プロのナレーターが小説やビジネス書を読み上げるオーディオブックのことです(30日間の無料期間あり、月額1,500円)
kindle Unlimitedとは?
kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)とは、Amazonが提供するサービスで、500万冊以上の本が読み放題になるサービスです(30日間の無料期間あり、月額980円)。
両方の登録をおすすめしますが、どちらか一方でOKです。
無料期間が設けられているので、期間を超えない限り、料金は発生しません。
以下のリンクをタップして、まずは登録を済ませてください。
STEP2.即日退会
登録したら、すぐに退会手続きを行いましょう。
登録後すぐに退会しても、無料期間中は問題なく利用できます。
ただし、無料期間を過ぎると自動的に退会となり、読んでいた作品も閲覧できなくなります。
継続したい場合は、再登録すればOKです。
つまり、
- まず退会手続きを済ませておき、安心して無料期間を使う
- 無料期間が終わる頃に、続けるかやめるかを判断する
- やめるならそのまま放置
- 続けるなら再登録
この流れをイメージしてください。
なお、AudibleやKindle Unlimitedでは「〇か月無料キャンペーン」が定期的に実施されます。
即日退会するとキャンペーン対象外となり、無料期間が通常の30日間に短縮されるのでご注意ください。
STEP3.読みたい本を選ぶ
最後に、読みたい本をライブラリへ登録します。
方法はとても簡単。
- Amazonの検索窓に読みたい作品名を打ち込んで、
- ライブラリへ追加すればOKです。
まずは、検索窓に読みたい本のタイトルを入れます↓

次に、商品ページ下部に移動して「Audible版」を選択します。

ライブラリーへの追加が完了したら、Audibleのアプリを開いてください。
作品が追加されていればOKです。

kindle Unlimitedの作品も、同様の流れでライブラリへ追加できます。
これから自分軸トレーニングのおすすめ本を紹介していきますが、気になる本があったら、Amazonで検索をかけてください。
ランキングの評価基準
※評価基準は良いからランキングが知りたい!という方はこちらをタップ
評価基準があいまいなランキング程あてにならないものはありません。
「どう評価するか?」を明確にしないランキング記事は、誤解を恐れずに言うと「ただのゴミ」です。
というわけで私は以下の6つの軸を5段階で評価し、総評として以下のレーダーチャートを提示します。

- 再現性(取り組みやすさ)
- 簡易性(わかりやすさ)
- 実用性(行動しやすさ)
- 独自性(オリジナリティ)
- 自由性(自由へつながるか)
- MAP理論との整合性
では、各評価基準の内容を、それぞれ簡単に解説します。
早くランキングを知りたい!という方は、こちらをタップしてランキングへ進んでください。
基準①.再現性
- 誰でも取り組めるか?
- 非現実的な精神論に偏っていないか?
精神論や理想論ばかり並べ立てている本は良本と言えません。
現在、他人軸で生きている人でも取り組めるか?という視点で判断します。
基準②.簡易性
- 言葉が分かりやすいか?
- 抽象的すぎず、スッと理解できるか?
分かりやすさは行動のしやすさに直結します。
腹落ちしないと、そもそも行動に移そうと思えないからです。
自分軸のトレーニング本ランキングのため「読んだ後に行動したくなるほど分かりやすいか?」を判断軸とします。
基準③.実用性
- 読み終えてすぐに行動に移せるか?
- 具体的なワークやチェックリストがあるか?
私の持論ですが、本当にいい本とは「読者の人生を変える本」です。
そして人生を変える本とは、読者に具体的な行動を提案している本です。
自分軸で生きるには、行動が必要不可欠であり、行動が全てと言っても過言ではありません。
よって、具体的に何をすればいいか?をきちんと明示されているかどうかを判断軸とします。
基準④.独自性
- 他書にはない切り口や視点があるか?
- 著者自身の体験や哲学に裏打ちされた説得力があるか?
巷の自己啓発書の多くは、似たような内容の焼き直しが少なくありません。
独自性に欠けた金太郎飴のような粗製乱造本はアウトオブ眼中でございます
よって本ランキングでは「この本ならではの着眼点」や「著者の生き様から生まれた言葉」に注目します。
独自性が高い本によって、今まで気づかなかった新しい価値観を発見できるかもしれません。
基準⑤.自由性
- 読者に「心・時間・生き方の自由」を感じさせるか?
- 他人や環境に縛られず、自分の選択で生きる力を与えてくれるか?
自分軸で生きたいと願う人の多くは、心のどこかで「もっと自由に生きたい」と感じています。
お金、時間、場所、人間関係、全てが自由だと考えると、心が踊るのではないでしょうか?
私は自由大好き。自由こそすべて
だからこそ、「読後に自由の感覚が広がるか」「生き方の選択肢が増えるか」という視点を「自由性」と定義し、評価基準として加えます。
基準⑥.MAP理論との整合性
- 本の内容がMAP理論の3軸とどれほど調和しているか?
- 心・目的・行動のバランスを整える構成になっているか?
MAP理論とは、私が独自に開発した自分軸で生きるためのメソッドです。
心(Mind)、行動(Action)、行動(Purpose)の頭文字をとってMAP理論と名づけました。

詳しくは割愛しますが、自分軸で生きることは、3つの軸全てが揃わないと成り立ちません。
自分軸とは一本の軸ではなく、三脚のように支えあってようやく出来上がるものなのです。
よって「MAP理論との整合性」を評価基準とし、理論的な深さだけでなく、読者が自分の人生に応用できる「総合力」を持てるかどうかを判断します。
心を整え、目的を定め、行動へとつなげる一貫した流れを持つ本ほど、実践的価値が高いとお考えください!
自分軸のトレーニング本おすすめランキング【ベスト5】

それでは早速、自分軸のトレーニング本ベスト5を紹介します。
結論、ランキング結果は次の通りです。
※書籍名をタップすると、本のレビューへ移動します。
| 順位 | 書籍名 | メリット | デメリット | 特におすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 理想の自分を作る100の法則 |
・自分軸トレーニングの方法が100個もある ・根拠がしっかり ・行動に直結するワーク |
・行動のハードルが高め ・やることが多いと感じる場合あり |
・網羅的に学びたい人 ・「まず最初の1冊」を探している人 |
| 2位 | 人間関係に「線を引く」レッスン | ・具体例が豊富。すぐ実践できる ・価値観を見つけるワークが充実 | ・科学的根拠の提示が少なめ ・「伝えられること」を前提。再現性にやや難あり |
・人に気を遣いすぎて疲れてしまう人 ・他人の機嫌や評価に振り回されがちな人 ・自分軸で生きたいが、人間関係の衝突が怖い人 |
| 3位 | 自分を変える「身口意の法則」 |
・自己変革の本質が学べる ・科学的視点の裏付けあり ・内容が網羅的 | ・密教用語が難解 ・抽象的で即効性は低い |
・哲学や本質に触れたい人 ・長期的に変化を求める人 |
| 4位 | 本当の自由を手に入れる「お金の大学」 | ・イラスト・図解が豊富。とにかく分かりやすい ・貯める力を中心に、お金を増やす具体的なワークが多い ・初心者でも迷わず行動できる |
・学べるのは「最低限のお金の知識」に限られる ・自分軸そのものの解説は少なく、網羅性に欠ける | ・自由な生き方の土台を作りたい人 ・今すぐできる節約・改善策を知りたい人 ・経済的自由を手にしたい人 |
| 5位 | 自分軸で生きる勇気 |
・短時間で読める ・超簡単なワーク付き ・「自分を大切にする」視点が学べる |
・網羅性はやや不足 ・自分軸の全体像を掴むには物足りない | ・完全初心者向け ・まず小さな一歩を踏み出したい人 |
1位 理想の自分をつくる100の法則
第1位は、「理想の自分をつくる100の法則」です。
この本を一言で表すなら、理想の人生を手引きしてくれる教科書。
「自分軸で生きたいけど、まず最初に読むべき本はどれ?」と聞かれたら、迷わずこの一冊をおすすめします。
「理想の自分を作ることと自分軸ってどんな関係があるの?」と思うかもしれません。
ですが、理想の自分を作る=自分軸で生きると同義です。
理想の自分は、他人や社会が決めるものではなく「自分の本当の気持ち」から生まれます。
つまり、理想の自分を探す過程そのものが、自分の価値観を深く理解し、自分軸を固めていくトレーニングになるのです。
だから、理想の自分を目指すことは「自分軸で生きること」と同じ意味なのです。
じゃあ理想の自分を目指すために、具体的にどうすれば良いのか?
その答えを100個も提示してくれているのが、理想の自分を作る100の法則なのです。
1位とした理由(いいところ)
この本を1位に選んだ理由は、大きく3つあります。
- 自分軸で生きるための方法が100個も提示されている
- 各方法にしっかりとした根拠が示されている
- 項目ごとに実践できるワークが用意されている
「自分軸で生きる」とは抽象的な概念ですが、実際には日々の選択、行動の積み重ねによって形づくられていきます。
例を一部挙げると、次の通りです。
この本では、それぞれのテーマについて「じゃあ、具体的に何をすればいいのか?」が明確に書かれています。
だからこそ迷うことがなく、読んだその日からすぐに行動に移せるのです。
さらに「なぜ行うべきなのか?」という理由も丁寧かつわかりやすく解説されているので、納得した上で実行に移せます。
これがこの本のいいところ。納得できなければ人は動きません。
これは私の持論ですが「読んだ人の人生を変える本」こそ、本当に価値のある一冊だと考えています。
そうした意味で、この本はまさに教科書のような存在です。
だからこそ今回1位に選びましたし、私自身も今後の人生で指針として活用していきます。
本当に、最高の1冊に出会えたと思います。
イマイチなところ
ベタ褒めしましたが、当然イマイチだなと思う点もあります。
この本は「理想の自分を作る方法」を100項目を、次のような流れで解説してくれます。
- 偉人の名言
- 項目の内容紹介
- 提案(具体的なワーク)
一つひとつの項目を丁寧に解説してくれるがゆえに、本のボリュームも多くなっています。
今回はAudibleで聴くことを前提に話を進めていきますが、実はAudibleなどのオーディオブックは、特定の章や内容を探すのに手間がかかるのです。
「あの内容をもう一回聴きたいな」
と思っても、再確認や復習がしづらいわけです。
内容がボリューミーであるがゆえに「ここだけ聞き直したい」というとき、ストレスが大きくなります。
さらにイマイチなポイントをもう一点。
この本は「理想の自分を作る100の法則」というタイトル通り、100個のワークを提案しています。
人によっては「やることが多すぎる」と感じるかもしれません。
ですが、1個でも実践できればOKですし、別に全てやる必要はありません。
今の自分に必要なものに取り組んだり、気になったものを実践したりすればOKです!
ぶっちゃけ私も全部できてないですし、全部実践する必要もないと考えていますし、ていうか、する必要はありません。
完璧を目指さなくても、自分軸で生きることは可能だからです。
「やることが多すぎる…」と感じる場合は、気になったものや、できそうなものから取り組んで見てください。
一番良くないのは、あとでやろう、そのうちやろうと先延ばしして、結局何もしないことです。
総評
くどいようですが、まさに自分軸で生きる、理想の人生を作るための教科書的な本。
総評は次の通りです。

この本を繰り返し聞いて「考え方」を吸収し、ワークも実践すれば、
- もっと自由に生きたい
- 自分らしく輝きたい
という願いが現実になっていきます。
まさに、自分軸を鍛えて、自分の理想の未来をスタートさせるにふさわしい1冊です。
自分軸に関する本で迷ったら、この1冊でOK。
特に、以下に該当する方に読んでもらいたいです。
それでは今日から、Let’s 自分軸トレーニング!
2位 人間関係に「線を引く」レッスン
第2位は、精神科医・藤野智哉さんが著した「人間関係に線を引くレッスン」です。
この本を一言で表わすと「自分軸で生きるための人間関係」に特化した一冊。
自分の領域に線を引いて、他人の期待や感情に振り回されない、本当の自分を取り戻す!
そんな感じの本です。
人生において人との関わりは、絶対に避けては通れません。
心理学者のアルフレッド・アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と発言しています。
逆に言えば、人間関係と上手く向き合えるようになれば、人生の悩みの多くは対処できるということ。
「人間関係に線を引くレッスン」は、まさに人間関係の攻略本と言っても過言ではありません。
自分軸で生きると、人に合わせすぎて疲れる自分から卒業でき、心の余白が生まれます。
自分の人生を生きたい人だけでなく、人間関係に悩んでいる人全員に手に取っていただきたい1冊です。
私も「人間関係」に関しては、この本を教科書にして実践しています。
いいところ
- 身近な具体例が豊富
- 読んでて心が軽くなる
この本の魅力は、実生活に密着した具体例が多く、日常の人間関係にすぐ応用できる点です。
仕事・友人・家族など、避けられない場面を題材にしているため、自分の状況に重ねて読み進められます。
また、価値観を見つけるワークも豊富で、自分が何を大切にしたいのかを自然と整理できる構成になっています。
人間関係の対処法に加えて、自分の本音を見つける助けにもなるわけです。
さらに、
- みんなができることをできなくてもいい
- あなたには必ず価値がある
といった温かいメッセージが随所にあり、読み進めるうちに心がふっと軽くなるはずです。
読んでいくうちに、著者である藤野さんの温かみを感じました。
MAP理論における3軸をバランスよく満たしており、心(Mind)を癒し、行動(Action)を後押しし、目的(Purpose)を再確認させてくれる内容と言えます。
イマイチなところ
- 科学的根拠の提示が少ない
- 「伝えられること」が前提
この本は、科学的根拠を並べて解説するタイプではなく、日常のモヤモヤに寄り添いながら、自分を縛っていた思考に気づかせてくれる内容です。
世間の常識に「本当にそうなのか?」と疑問を投げかけ、「こう考えることで楽になります」と優しく提案してくれます。
常識や周囲の目が「苦しみ」を生んでいるケースは珍しくありません
共感を通して腹落ちさせるスタイルのため、理論を重視する人には物足りなさを感じるかもしれません。
また、「伝えること」を前提に書かれている点にも注意が必要です。
例えば、怒っている上司に対し「怒鳴るのはやめてください」と伝える例など、再現性にやや難がある印象です。
読み進めていく過程で「それができれば苦労はしないんだよなー」と思ってしまうところがいくつか散見されました。
よって、簡易性と再現性を少し減点としました。
総評
以上の理由から、ランキング2位とさせていただきました。総合評価は次の通りです。

自分軸で生きると決意した際、真っ先にぶつかる壁が人間関係です。
今まで他人軸で生きてきた人が、いきなり自分軸へシフトすると、周囲と衝突することは珍しくありません。
場合によっては、人付き合いが上手くいかなくて、結局、自分軸で生きることを諦めることもあるかもしれません。
でも私としては「せっかく自分軸で生きると決めたのだから、あなたにはその姿勢を貫いて欲しい」と思います。
自分軸で生きた先にこそ、本当に幸福な人生が待っているからです。
だからこそ、まずはこの本を手に取ってほしいと思います。
人間関係を攻略できれば、人生はグッと楽になりますよ。
一度きりの人生。
人間関係の悩みを解消し、少しでも自分らしい人生を生きるために、ぜひこの本を参考に行動してみてください。
3位 自分を変える「身口意の法則」
第2位は、密教阿闍梨であり人気カウンセラーでもある種市勝覺さんが書いた自分を変える「身口意の法則」です。
この本を一言で表すと、自分軸で生きるということを、空海の教えである「密教」の観点から解説する一冊。
タイトルにもなっている身口意(しんくい)とは、それぞれ次の意味です。
- 身(しん)…やっていること(行動)
- 口(く)…言っていること(思考・言葉)
- 意(い)…思っていること(意識・フォーカス)
身口意をひとつの方向にすれば、「こうなりたい」「これが欲しい」と言った願いが成就し、逆にバラバラだと人生が上手くいかないと解説されています。
自分軸で生きるためには、「自分軸で生きる」という身口意を一致させれば良いというわけです。
では、身口意をひとつの方向にするにはどうすればいいか?
これを密教に馴染みのない方に分かりやすく解説してくれているのが、自分を変える「身口意の法則」なのです。
いいところ
この本の一番いいところは、自己変革の本質がわかる点です。
身口意の法則は、今から約1200年前に伝わった密教の教えです。
仮に身口意の法則が「まったく役に立たない理論」なら、1200年にわたって受け継がれることはありません。
宗教的な儀礼や祈りの形だけでなく、身体・言葉・意識を一体化させる「身口意」の教えは、自己変革プロセスの本質に触れているからこそ残り続けているのだと考えられます。
結局、物事の本質は時代を経ても変わりません。
過去・現代、そして未来でも通用する自己変革の本質。
それが、弘法大使・空海の教えである「身口意の法則」なのでは?と感じました。
現代だけでなく未来でも活用できる本質的なノウハウは、まさに「これから自分軸で生きたい方」にピッタリではないでしょうか?
もうひとつの良い点は、内容の網羅性です。
- 自己理解・自己成長
- 感情コントロール
- メンタルケア
- 目標達成・習慣化
- 言葉の意味づけ
- 人間関係
あらゆる角度から、人生に対する向き合い方を解説してくれています!
モヤモヤやイライラを抱えてしまったときに、この本を開けば(聴けば)、本質的な解決策が見つかるかもしれません、
イマイチなところ
イマイチだなと思ったところは、密教用語が何度も出てくる点です。
密教をテーマにしている以上仕方がないのですが、耳馴染みのない用語が理解の妨げになると感じるかもしれません。
例えば私はAudibleで聴いているのですが、密教特有の用語が随所に登場してきて、時折混乱することがありました。
「あれ?曼荼羅、生氣ってどう言う意味だっけ?」と考えているうちに、どんどん話が進んでいて肝心な内容を聞き逃す、と言った具合です。
最初にこの本を聴いたときは、密教用語に集中力を削がれて、断片的にしか情報を拾えないことがよくありました。
繰り返し聞けば難なく理解できると思いますが、初めてだとスッと頭には入ってきません。
よって、わかりやすさ(簡易性)を少し減点しています。
また、身口意の法則は「行動のハウツー」というより「生き方の本質」に迫る内容です。
即効性があるというよりも、時間をかけてじわじわ浸透してくるタイプの教えです。
一応、具体的な行動は提案してくれてはいますが、初めのうちは上手くいってる実感が沸きづらいかもしれません。
もちろん私もそうでした。
長期的に実践できてこそ、真の意味で身口意が一致して自分の人生が生きられる。
そこは間違いないのですが、長期的であるがゆえに、実行し続けるのはやや難しいのではないか?と考えました。
よって、再現性も少し減点しています。
総評
以上の理由から、今回は自分軸トレーニングのランキング3位とさせていただきました。
最終的な点数は以下の通りです。

この本は密教の教えに基づき人生変革の本質を説く本ですが、脳科学や行動経済学の研究に裏打ちされた理論も出てきます。
なので、科学的視点を重視する方でも安心して読み(聴き)進められます。
宗教と科学がグラデーションのように混ざり合っている、といえばイメージしやすいでしょうか?
「宗教くさい」という理由で食わず嫌いするのではなく、自分の人生を生きたいと本気で思っているあなたに、一度聴いていただきたい1冊です。
第4位 本当の自由を手に入れる「お金の大学」
第4位は、両学長の本当の自由を手に入れる「お金の大学」です。
残念ながらKindle unlimitedやAudibleでは読めません(2025年12月現在)が、一家に一冊置いておきたい本です。
この本を一言で表すと「自由な人生を手に入れるために身につけておきたい、最低限のお金の知識が学べる一冊」。
「自分軸で生きるための本なのにお金?」と思ったかもしれません。
ですが、お金の不安がある限り、私たちはどうしても他人や周囲の環境に依存せざるを得ません。
嫌な仕事をして毎日辛いけど、生活のために仕方なく働くというのが最たる例です。
経済的な自由を達成することは「本当の意味で、自分の軸で生きること」につながります。
例えば、
- 時間的自由
- 場所的自由
- 選択の自由
- 人間関係の自由
- 精神的自由
などの自由が手に入ると、より自分軸で生きられると思いませんか?
同時に、いずれを手にするにしても、お金が欠かせないことは言うまでもありません!
「お金の大学」は、経済的自由を手にするために、絶対に押さえておきたい考え方、方法が書かれています。
私もこの本の内容を実践したところ、生活水準を一切落とすことなく、翌月には毎月約3万円の節約に成功しています。
年間約36万円の節約です。
具体的にやったことは、不要な保険の解約と格安SIMへの切り替えです!
経済的自由こそ、自分軸で生きることの土台となります。
「お金の大学」は、自由への第一歩を踏み出すきっかけを与えてくれる本です。
いいところ
いいところが多すぎて全て書ききれないのですが、主に以下の点が素晴らしいと思いました。
- イラスト・図解が豊富でわかりやすい
- お金を増やす具体的なワークがある
「お金の大学」では、保険の考え方や、国の公的保険・年金など各種制度について解説されているのですが、難解な表現は一切用いていません。
イラストや図解がとても豊富で、とにかく読みやすい・分かりやすい・サクサク理解できる。
初めて本を読む方でも、「内容が難しくて頭に入ってこない」ということは、まず無いかな、と感じました。
情報発信する立場である私から見ても、ここまで分かりやすく書けるのか…と、とても感心しました。
小学校高学年から中学生の人でも、簡単に読み進められると思います。
また、お金を増やすための具体的なワークも豊富です。
著者である両学長は、経済的自由を手にするためには次の5つの力が大切だと本書で説いています。
- 貯める力
- 増やす力
- 稼ぐ力
- 使う力
- 守る力
中でも最初に取り組むべきなのが「貯める力」であると両学長は話します。
貯める力を高めるための方法を一部を紹介すると、次の通りです。
- 医療保険の考え方
- 格安SIMへの切り替え方法
- 電力会社の切り替え方
- 自動車保険の切り方
無駄な費用を見直すための考え方や、具体的な実践方法まで、とても詳しく・分かりやすく書いてくれています。
この手の本は「じゃあ具体的に何をすればいいの?」となりがちですが、本書では迷うことなく行動できるはずです。
行動できるということは、人生を変えられるということ。
正直、この本1冊が人生を大きく変えるきっかけになると思います。
私自身、翌月には月3万円の節約に成功していますしね
イマイチなところ
- 最低限の知識しか学べない
- 網羅性に欠ける
とてもいい本である一方、当然ながらイマイチな点もあります。
まず一点目。
この本で学べるのは「最低限のお金の知識」です。
あくまで最低限、基本中の基本ですので「これだけでお金の知識は完璧!」とはいきません。
人生を変えるきっかけにはなるけど、「これで人生は安泰!」とはならないイメージです。
また、初歩的な内容に留まるため、ある程度お金の知識がある方は、物足りなさを感じると思います。
二点目のイマイチなところは、網羅性に欠ける点です。
先述のように「経済的自由に特化した1冊」なので、自分軸で生きることに関しては、ほかの本に比べて著しく網羅性を欠いています。
自分軸で生きる具体的な方法がわかるというより、「お金」という、自由な人生に欠かせない土台を作る本です。
なので、大きな節約には成功したものの、結局、自分軸で生きることには繋がらなかったというケースも十分に考えられます。
総評
以上の理由から4位とさせていただきました。
総評は次の通りです。

今回の判断基準は「自分軸のトレーニングにおすすめの本」なので4位となりましたが、「初心者におすすめのお金の本」であれば、1位とも言える一冊です。
正直、「もっと早くこの本に出会いたかった!!!」と強く思います。
それほど、読みやすくて分かりやすくて、なにより人生を変えるきっかけになる本です。
本当の意味で自分軸で生きるためには、全ての自由の土台となる「お金」は欠かせません。
経済的な自由を手にし、自由な人生を手にするために、ぜひ「お金の大学」を手に取ってみてください。
5位 自分軸で生きる勇気
第5位は、約30,000人以上の心の声に耳を傾けてきた経歴がある精神科医、堀内和一朗さんの「自分軸で生きる勇気」です。
kindle Unlimitedの対象作品なので、通常購入ではなくkindle Unlimitedへの加入がおすすめです。
この本を一言で表すと、他人の評価に縛られず、自分に正直な選択を積み重ねる勇気をくれる一冊です。
精神科医である堀内さんは、臨床の現場で「自分軸を取り戻した人が、いかに生き生きと回復していくか」を目の当たりにしてきたと語っています。
それと同時に、今まで他人軸で生きてきた堀内さん自身も、自分軸で生きることを小さく実践し始めたとのことです。
結果、自分らしく輝ける人生を手にすることに成功しています。
では、自分軸を取り戻した人や堀内さん自身は、どのようにして他人軸から抜け出し、自分の人生を生きられるようになったのか?
その答えを具体的にわかりやすく解説してくれているのが「自分軸で生きる勇気」です!
いいところ
この本の良いところは次の2点です。
まず、この本はページ数36ページと非常にボリュームが少ないです。
kindleでは、読破に1時間もかからないと表示されているほどです。
読書に慣れている方なら、20分もかからないと思います!
しかし、決して中身がないわけではありません。
むしろ「自分の軸で生きるために大切なこと」をギュッと絞って、大事なポイントをまとめてくれているので、サクサクと要点を押さえられます。
無駄な部分を徹底的に削ぎ落している分、余計な先入観が入りません。
自分軸で生きるための超ビギナー向け入門書といっても大げさではないくらいです。
また、個人的にとても気に入っているのが、堀内さんが本の中で提案しているワークです。
どのワークも「あ、これならできそう」と思えるくらい簡単なワークであるのが特徴。
簡単でありながら、自分軸で生きるためのヒントをきちんと得られる方法となっています。
そして、精神科医であるからなのか「自分を大切にすること」に、とても重きを置いているように感じました。
私も「自分の人生を生きようぜ!」と提案している立場ですが、それと同時に「まずは自分を大切にしてください」とも発信しています。
だからこそ、読者に寄り添った堀内さんの文章に心から共感できますし、
私も「小さな一歩からでいい、自分を大切にしながら勇気を持って実践することが大切だ」という考えに、強く背中を押されました。
イマイチなところ
「自分を大切にすること」を軸に内容が展開していることもあって、網羅性には少し欠けます。
例えば、3位の「身口意の法則」は、自分軸で生きることに関して、以下の内容が解説されています。
- 自己理解・自己成長
- 感情コントロール
- メンタルケア
- 目標達成・習慣化
- 言葉の意味づけ
- 人間関係
自分軸で生きるとは、非常に抽象的な概念であるがゆえに、心の回復だけにはとどまりません。
人生の目的を見つけたり、正しい方向へ自分を動かしたりなど、能動的な活動が求められます。
今回、網羅性は判断基準として設けていませんが「自分軸トレーニングに適した本」であることを前提に評価しています。
つまり、抽象的な概念を幅広くカバーできることが大前提です。
カバーできる範囲が限定的であるこの本は、若干、減点せざるを得ませんでした。
総評
以上の理由から、第5位とさせていただきました。
総評は以下の通りです。

Kindle unlimitedで読めるので、じっくりワークに取り組んで、少しずつ自分の人生を取り戻したい方に強くおすすめできる一冊です。
タイトルに自分軸で生きる勇気とありますが、「勇気を出して自分軸で生きよう」という精神論ではなく、「自分を大切にすること」に重点を置いています。
「自分軸で生きる」と聞くと、キラキラした理想の未来をイメージするかもしれません。
確かにその側面もあるのですが、どんな人生であろうと辛いことや悲しいことは起こります。
「自分軸で生きる」という、世間の常識と相反する生き方を実践するに当たり、ほかの人や社会と衝突することも珍しくありません。
完璧な人生なんて決してあり得ないのです。
だからこそ、自分を大切にして心の回復を図りつつ、しなやかなメンタルを維持し続ける必要があります。
「自分軸で生きる勇気」というタイトルは、単なる精神論ではなく「自分軸で生きるための勇気を与える」と私は解釈しました。
言ってみれば、これから自分軸で生きる人の背中を押してくれる一冊です。
教科書というよりも、あなたの心に寄り添う一冊といった感じです!
自分軸を鍛える本ランキングを表で比較【まとめ】
自分軸トレーニング本のランキング結果を、表形式で以下にまとめてみました。
いずれの作品もAudible、kindle Unlimitedで読めます。
| 順位 | 書籍名 | メリット | デメリット | 特におすすめの人 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | 理想の自分を作る100の法則 |
・自分軸トレーニングの方法が100個もある ・根拠がしっかり ・行動に直結するワーク |
・行動のハードルが高め ・やることが多いと感じる場合あり |
・網羅的に学びたい人 ・「まず最初の1冊」を探している人 |
| 2位 | 人間関係に「線を引く」レッスン | ・具体例が豊富。すぐ実践できる ・価値観を見つけるワークが充実 | ・科学的根拠の提示が少なめ ・「伝えられること」を前提。再現性にやや難あり |
・人に気を遣いすぎて疲れてしまう人 ・他人の機嫌や評価に振り回されがちな人 ・自分軸で生きたいが、人間関係の衝突が怖い人 |
| 3位 | 自分を変える「身口意の法則」 |
・自己変革の本質が学べる ・科学的視点の裏付けあり ・内容が網羅的 | ・密教用語が難解 ・抽象的で即効性は低い |
・哲学や本質に触れたい人 ・長期的に変化を求める人 |
| 4位 | 本当の自由を手に入れる「お金の大学」 | ・イラスト・図解が豊富。とにかく分かりやすい ・貯める力を中心に、お金を増やす具体的なワークが多い ・初心者でも迷わず行動できる |
・学べるのは「最低限のお金の知識」に限られる ・自分軸そのものの解説は少なく、網羅性に欠ける | ・自由な生き方の土台を作りたい人 ・今すぐできる節約・改善策を知りたい人 ・経済的自由を手にしたい人 |
| 5位 | 自分軸で生きる勇気 |
・短時間で読める ・超簡単なワーク付き ・「自分を大切にする」視点が学べる |
・網羅性はやや不足 ・自分軸の全体像を掴むには物足りない | ・完全初心者向け ・まず小さな一歩を踏み出したい人 |
【今すぐ実践できる】自分軸トレーニングの3つのコツ

自分軸で生きるためには、日ごろから小さな行動を積み重ねる、いわゆる自分軸トレーニングが必要不可欠です。
ここでは、自分軸トレーニングのコツとして以下の3つを解説します。
もちろん、私も毎日実践しています。
コツ1.Audibleで「考え方」をインストールする
自分軸で生きることは、とても抽象的で、世間的には「非常識」と捉えられます。
親や世間とはかけ離れた考え・価値観だからこそ、はじめはあなたも違和感を覚えるかもしれません。
しかし、違和感の正体は「これまでの常識」とのギャップであり、そこを乗り越えた先にこそ本当の自由があります。
そんな時に有効なのが、Audibleを使った「聞き流し学習」です。
繰り返し耳からインプットすることで、自分軸で生きるマインドが、あなたの生き方の土台として刻まれていきます。
土台が整えば、思考や行動も少しずつ自分軸へシフトし、やがて「自分の人生を生きる」ことにつながるのです。
ちなみに、Audibleは無料期間を過ぎると月額1,500円の料金が発生します(執筆時点)。
私は「たった月1,500円で自分軸を育てられるなら超安い」と考えています。
あなたにとってはどうでしょうか?
コツ2.本を読んだら必ず一つ実践する
知識を得ることは学びの入口にすぎません。
本当の学びは「行動してみること」から始まります。
ランキング2位で紹介した『身口意の法則』でも語られているように、頭で理解するだけでは変化は起きません。
本を読んだら、一つでいいので必ず実践してみてください。
例えば、
- 通勤中にAudibleを聴いて、会社で一つ実践してみる
- 家に帰ったときや寝る前に、一つ実践してみる
そんな小さな取り組みで十分です。
とくに「今あるものに感謝する」という実践は、多くの本で共通して語られる「本質」のひとつです。
色々な本で繰り返し登場する内容ほど、自分軸を育てるための核である可能性が高くなります。
自分が納得したものでも、本質的だと感じるものでも、なんでも構いません。
まずは一つだけ、必ず実践してみてください。
コツ3.日々の感情を記録する
実践したことをその場限りで終わらせるのではなく、「自分がどう感じたか」を必ず残しましょう。
感情はあなたの心のセンサーであり、価値観をあぶり出す材料です。
ネガティブ感情(嫌だ、辛い、怒り、悲しみ、逃げたい…)
ポジティブ感情(好き、楽しい、心地よい、もっとやりたい、嬉しい…)
ポジティブもネガティブもすべて、あなたという原石を磨くための手がかりになります。
ノートや手帳、スマホのメモなど形式は問いません。
何か感情が沸いたら、即座にメモを取るようにしてください。
参考までに、私はGoogleドキュメントに日々まとめています。
感情を言葉に残すことで、見えなかった自分の価値観が少しずつ形になり、自分軸を鍛える大きな助けになります。
まとめ
以上、自分軸トレーニングのおすすめ本をランキング形式で紹介しました。
再度ランキングをご紹介しますと、次の通りです。
※本のタイトルをタップすると、レビューへ移動します。
繰り返しとなりますが、本を読むだけでは人生は全く変わりません。
行動しなければ自分軸は見つけられませんし、一生他人に振り回される人生を送ることになります。
誰が何と言おうと、あなたには自分軸で生きる権利があります。
あなたの人生の主人公は、ほかの誰でもなくあなたであることを決して忘れないでください。
本記事の内容が、あなたの自分軸で生きるきっかけになれば幸いです。